グローバリズムの推進によって、多くの国家が世界を一つの市場として利害を共有すれば、世界規模の戦争勃発の危険性を大きく低下させる可能性がある。特に
インターネットなどの情報通信技術の急速な発展は大きな役割を果たしている。しかし、グローバリズムの推進が失敗に終わり、一部の国が世界を一つの市場として共有することを拒否すれば、再び
ブロック経済が
第二次世界大戦を勃発させた時に近い状況になってしまい、第二次世界大戦前の状況に回帰する危険性を妊んでいる。
近年の原油を初めとする資源価格高騰のように、持てる者である資源国がますます富み、無資源国が高値で資源購入を余儀なくされる状況や、市場の
寡占・
独占固定化が強すぎ、参入がほぼ不可能となった場合、無資源国で市場参入もできない国は世界を一つの市場として共有するメリットは少なく、グローバリズムの市場共有を放棄する国も出始める可能性も生ずる。
逆に、ソフトウェア産業等のようにわずかの資金で参入でき、国境の障壁も少なく、1人の人間のアイデアが大きく生かされる業種は、今後さらなる市場拡大と発展が予想される。