水深約2,500mの海底に沈んだ船体からは、その後も重油の流出が続いた。現在も小規模な流出は続いているが、自然分解可能な程度である。また、年一回、
海洋研究開発機構が、
深海探査艇により現状確認を行っている。現状では、重油の回収及び流出防止措置は深海のため不可能であり、船体老朽化による破損・流出が憂慮されている。
全国各地からの個人・企業・各種団体によるボランティアも参加して、のべ30万人近くと伝わる民間有志による回収作業も行われた。厳冬期の1月に事故が起こったことで、海からの冷たい風が吹き荒れる海岸での回収作業は過酷を極め、回収作業に当たっていた地元住民やボランティアのうち5名が
過労などで亡くなるという二次被害が発生してしまった。この件を契機に「ボランティア活動には危険もつきまとう」という事実が世間に知られ、ボランティア活動を行う者に対して「
ボランティア活動保険」への加入を勧める活動が積極的に行われるようになった。
[[外部リンク] 災害ボランティアと安全・補償の問題]