ファクシミリ wikipedia|無料辞書
ファクシミリ () は、
画像情報を通信回線を通して遠隔地に伝送する機器、あるいは仕組みのこと。
ラテン語の
fac simile(同じものを作れ)←が語源。英語圏では、短縮語である"
fax"が広く使われている。日本語では、"fax" を音声転写した「
ファックス」あるいは「
ファクス」という語が一般的に使用される。大文字の
FAXという表記がよく使われるが、"fax"は
頭字語ではないため、本来は誤りである。
◆ 概要
送信側で原稿の二次元情報を線または点に分解し読み取り、データ圧縮や変調等の信号処理をして、
通信回線(多くは
電話網)に送出し、受信側で信号を復調して原稿を復元する。
写真等、中間調の画像を電送するものを写真電送、文字、図面等を電送するものを模写電送と言う。
通常は、
電話機と一体になっているものがほとんどである。業務用の複合機などでは、受話器がないものもある(電話は
内線電話機で受けるため必要ない)。
◆ 主な用途
企業や
商店で、電話での言い間違い・聞き間違いなどのトラブルを避けるため、注文書・見積書などの急ぎの書類のやり取りに使用される。
また、家庭でも手書き文書などのやり取りがリアルタイムで行える特徴があり、とりわけ道順や
地図などの音声だけでは伝えにくい情報の伝達には威力を発揮し、
放送局では
テレビや
ラジオ番組の視聴者からの
リクエストなどをFAXで受け付けていることも多い。
聴覚障害者にとっては、音声電話に代わる身近な通信手段でもある。
◆ 規格