しかし、この公職追放によって各界の保守層の有力者の大半を追放した結果、教育機関(
日教組)や
マスコミ、
言論等の各界で、いわゆる「左派」勢力や
共産主義の
シンパが大幅に伸長する遠因になるという、公職追放を推進したGHQ、アメリカにとっては大きな誤算が発生してしまう。逆に、
官僚に対する追放は不徹底で、
裁判官などは、旧来の保守人脈がかなりの程度温存され、
特別高等警察の場合も、多くは
公安警察として程なく復帰した。また、
政治家は
衆議院議員の8割が追放されたが、身内を身代わりに擁立し、議席を守ったケースも多い。