しかしながら、実態は労働者派遣に該当することも多く(請負を偽装した労働者派遣であるという意味で
偽装請負という)、またこのような業者を使うことは長期的な観点からみれば重要な経営資源である「人」と「情報」を失うことにつながる。これは技術の継承や重要情報の引継ぎがなされなかったり、情報漏洩や
産業スパイ行為の温床となりうるためである(事実、外注業者による情報漏洩事件がここ数年多発している)。また、偽装請負の状態になると労働者の賃金が抑えられたり、長時間労働を強要する傾向が無意識のうちに強まり、製品品質の劣化に直結することもある。