外交においても同様であり、
ソ連を糾弾する一方で
韓国・
朴正煕政権や
スペイン・
フランコ政権、
チリ・
ピノチェト政権など、反共で一致すれば、
軍事独裁と批判された政権をも支持した。このように反共という一致点のために、「権威主義国家」「権威主義的政権」も支持するなど、右の全体主義には態度、評価、姿勢、対応が往々にして甘くなりがちだった。
チリ・クーデター(民主的な左派政権を右派軍事政権が奪取)の際に、民社党代表としてチリを視察した
塚本三郎議員が、同クーデターを「天の声」と絶賛したエピソードから民社党の姿勢が窺い知れる。なお、社会主義インターナショナルや西欧・北欧の社民主義政党は反共であると同時に、これらの独裁政権を支持しない姿勢を示していた。