思想内容としては自由主義の立場から
個人の社会的自由と
人権を積極的に擁護することを目標とする。そのためには
社会的公正が必要という考えから極度の
貧富の差の解消や
偏見・
差別などを防ぐ制度的保障を重視、
古典的自由主義に含まれる
自由放任や
市場原理主義に反対し
政府による介入を含む方法でその修正を図る。そのため政策面では
社会民主主義に近くなる場合も多い。しかし、
社会主義や社会民主主義が階級論の視点から問題の是正を図ろうとするのとは異なり、あくまで個人の
積極的自由の擁護、人権の視点から問題の解決を図るという点で、基本思想や立脚点が異なる。ただし政治思想としての立ち位置は社会民主主義と並び
中道左派とされることが多く、特に欧州では社会民主主義と
市場経済を組み合わせた
第三の道論の影響で両者の差異がますます小さくなっている。しかし自由主義や社会民主主義の歴史や基盤が浅いアジアでは、社会自由主義が社会民主主義に代わって、保守勢力に対抗する有力な思想や勢力として機能していることが多い(韓国、台湾、フィリピン、インドネシアなど)。また、海外では日本のかつての
新党さきがけや現存の
民主党は自由主義と社会民主主義の中間にある社会自由主義の
政党として理解されることが多い。